コミュペディア

ビジネスのあらゆるコミュニケーションを支援するメディア

Web販促って何?重要性や効率よく集客するためのコツを紹介

  • 関連記事
  • デジタルギフト


新型コロナウイルスの流行をきっかけとして、情報源としてのインターネットの重要性がますます高まりました。従来のチラシ、カタログ、パンフレットなどの紙媒体を中心とした販促に加えて、Web媒体を駆使した「Web販促」に取り組む企業が増えています。SNSの利用率が全年代を通じて高まっていることもあり、Web販促の仕組みづくりはマーケティングを行なっている企業にとって急務です。この記事では、Web販促の重要性や、Webマーケティングとの違い、Web販促を活用し、効率良く集客するコツについてわかりやすく解説します。

Web販促とは?Web媒体での販売促進のこと


Web販促とは、インターネット広告やSNS、ポータルサイトといったWeb媒体を通じて、商品やサービスの販売促進を行うことです。Web販促に使われるメディアとして、たとえば次のようなものが挙げられます。

インターネット広告 インターネット上に出稿できる広告のこと。スマートフォンアプリやニュースサイトに表示されるバナー型の「ディスプレイ広告」や、GoogleやYahoo!などの検索エンジンに表示されるテキスト型の「リスティング広告(検索連動型広告)」などがあります。
SNSマーケティング Twitter、Instagram、LINE、Facebookなど、SNSを活用して販促を行う企業が増えています。SNS上に広告を出稿したり、キャンペーンを実施することが可能です。
ポータルサイト 特定のジャンルの商品やサービスを集めたWebサイトのことを「ポータルサイト」と呼びます。ポータルサイトに掲載料を支払い、自社の商品やサービスを登録することで、全国的に商圏を広げられます。
デジタルギフトサービス コンビニやファストフード店の商品引換券などをデジタルコード化し、メールやSMSで送ることができるサービスを「デジタルギフトサービス」と呼びます。デジタルギフトサービスを導入すれば、配送費や梱包費をかけず、大規模なキャンペーンを実施できます。

Web販促とWebマーケティングの違い

Web販促とよく似た言葉が、「Webマーケティング」です。Web販促が商品やサービスの魅力を発信し、顧客の購入意欲を高めることに重点を置くのに対し、WebマーケティングはWebでの集客を軸にしながらも、Web販促より広い意味を持っています。Webマーケティングでは、商品やサービスをもっと多くの顧客に買ってもらうため、顧客とのコミュニケーションや販売チャネルの構築など、仕組みづくりに工夫をこらします。商品やサービスを売ることに焦点をあてるのがWeb販促だとすれば、商品やサービスを売るための仕組みや売れる環境を考え、実現に向けて計画立案や改善を行っていくのがWebマーケティングです。Web販促、Webマーケティングのどちらか一方だけでなく、両方に取り組んでいくことで、より中長期的な視野での売り上げアップにつながります。

今後、Web販促がますます重要になる3つの理由

なぜ、多くの企業がWeb販促に力を入れているのでしょうか。その背景として、インターネット利用率の増加や、昨今のコロナ禍に伴う消費行動の変化、SNSマーケティングの活発化の3点が挙げられます。

全年代のインターネット利用率は80%超え

インターネットの利用率は年々増加しており、総務省の「令和3年版情報通信白書」によると、2010年代以降、全年代のインターネット利用率はほぼ80%を超えています。2020年のインターネット利用率は全体で83.4%。とくに10代から50代の各年齢層では、9割を超えています。[注1]
Web販促に取り組み、インターネット広告やポータルサイトを活用すれば、多くのユーザーに商品やサービスの魅力を訴求できます。

[注1] 総務省:令和3年度 情報通信白書
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/html/nd242120.html

新型コロナウイルスにより、情報源としてのインターネットがますます不可欠に

近年、新型コロナウイルスの影響により、情報源としてのインターネットがますます不可欠な存在になったのも、Web販促の重要性を高めています。米国のシンクタンクが2021年9月に行った調査によると、新型コロナウイルスの流行をきっかけとして、インターネットの重要性を再確認した人は9割にのぼることがわかりました。また、コロナ禍により、インターネットの新たな活用法を経験した人は全体の4割に達しています。[注2]
新型コロナウイルスの影響で、自宅にいながら消費を行う「巣ごもり消費」の需要が高まりました。まだまだ世界的に新型コロナウイルスの情勢が余談を許さないなかで、インターネットの利用増加に対応し、Web販促に取り組んでいく必要があります。

[注2] JETRO:9割が新型コロナ禍でのインターネットの重要性を認識、米シンクタンク調査
https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/09/f69d37ba9fc61906.html

SNS上でのマーケティングが急成長している

SNS上で販促や新規集客を行う「SNSマーケティング」の分野が急成長しているのも、企業がWeb販促に乗り出す要因の1つになっています。たとえば、LINE公式アカウントには、DMやメルマガのように友だち追加をしている顧客に対し、メッセージを一斉送信したり、顧客と1対1でコミュニケーションをとる機能があります。また、SNSの利用はアカウントを作成するだけで、原則コストがかからないため、広告費を抑えて販促やプロモーションを行うことが可能です。商品やサービスの売上が伸び悩んでいる企業は、SNSマーケティングの実施を検討しましょう。

Web販促に取り組み、効率良く新規集客する2つのコツ

Web販促に取り組み、集客やプロモーションを行うコツは2つあります。

商品購入にインセンティブを付与する

まずは商品やサービスの購入の際にインセンティブを付与しましょう。インセンティブの例として、LINE上で使えるLINEポイントや、Amazonギフト券、Google Playカードのようなギフトカード、コンビニエンスストアやファストフード店で商品の引換ができる引換券などをプレゼントできるデジタルギフトなどがあります。Web上でキャンペーンを実施したい場合は、デジタルギフトサービスの導入がおすすめです。デジタルギフトサービスなら、オンライン上でギフトを配信できるだけでなく、ギフトの配信状況や受け取り状況を一元管理できるため、キャンペーンにかかる事務作業を大幅に減らせます。

ファン限定のセールやキャンペーンを実施する

TwitterのフォロワーやLINEの友だちなど、自社のファン限定のセールやキャンペーンを実施するのも効果的です。たとえば、国内の小売大手の事例では、Twitterのフォロワーのみを対象としたセールを開催し、オンラインストアの売上を大きく伸ばすことに成功しました。また、ファン限定のキャンペーンでは、そのファンが情報を拡散してくれることにより、フォロワーや友だちの新規獲得にもつながります。インターネットやSNSならではの強みを活かし、集客やプロモーションの企画を考案しましょう。

【まとめ】

商品やサービスの販促なら、「Web販促」を活用しよう!

インターネットの利用率の高まりや、コロナ禍による消費行動の変化を受けて、多くの企業が「Web販促」に取り組んでいます。Web販促が成功すれば、商品やサービスの売上を短期間で大きく伸ばすことが可能です。Web販促に役立つのが、デジタルギフトサービスです。配送費や梱包費をかけず、オンラインで顧客にデジタルギフトを付与できるため、キャンペーンや商品購入のインセンティブなど、さまざまな施策に活用できます。

▶︎ 送料無料、梱包不要、簡単・手軽にキャンペーンプレゼントが贈れるデジタルギフトサービス「i-gift」

この記事のご感想をお聞かせください

*は必須入力項目です。