Twitterキャンペーンは拡散力が高く、自社の商品やサービス、ブランドの認知度を効果的に向上させることができます。そのなかでも、抽選結果がその場でわかるインスタントウィンキャンペーンは、ユーザーが気軽に参加できるため、人気が高いキャンペーン方法です。しかし、Twitterでインスタントウィンキャンペーンを実施したのに、思うようにリツイートしてもらえなかったり、結果につながらない事例もあります。インスタントウィンキャンペーンが結果につながる企業とそうでない企業には、どのような違いがあるのでしょうか。また、インスタントウィンキャンペーンを成功させるには、どのようなポイントに注意すべきなのでしょうか。この記事では、Twitterのインスタントウィンキャンペーンのメリットや成功の秘訣を詳しく解説します。
目次
「Twitterインスタントウィンキャンペーン」とは?抽選結果がその場でわかるキャンペーンのこと
インスタントウィンキャンペーン(Instant Win Campaign)とは、抽選結果がリアルタイムにわかり、ユーザーがその場でギフトを受け取れるキャンペーンのことです。たとえばTwitterの場合、企業アカウントのフォローやキャンペーンツイートのリツイートを参加条件として、自動リプライやDM(ダイレクトメッセージ)で当選結果を知らせるといった形式で実施します。Twitterで行うインスタントウィンキャンペーンは、キャンペーンツイートがリツイートされやすく、爆発的な拡散が期待できます。また、Twitterは10代や20代を中心に利用率が高いため、若年層をターゲットとしたキャンペーンに向いています。総務省の調べによると、Twitterの利用率は10代で69.0%、20代で69.7%と高く、さらに30代や50代でも利用率の伸びが見られます。[注1]
インスタントウィンキャンペーンはユーザーが気軽に参加できることから、Twitterキャンペーンのなかでもユーザーの人気が高いのが特徴です。
[注1] 総務省:令和元年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書<概要>
https://www.soumu.go.jp/main_content/000708015.pdf
Twitterで行うインスタントウィンキャンペーンの3つの魅力
Twitterで行うインスタントウィンキャンペーンには3つの魅力があります。リツイートによる拡散効果や、フォロワーを短期間で増やせることがインスタントウィンキャンペーンの実施にTwitterを選ぶメリットです。
ユーザーが気軽に参加できる
インスタントウィンキャンペーンは、アカウントのフォローや投稿のリツイートをするだけで簡単に応募でき、当選結果がその場でわかるため、ユーザーが気軽に参加できます。毎日キャンペーンを実施する場合でも、積極的にリピートして参加するユーザーが多いのも特徴です。参加のハードルを下げ、多くのユーザーに情報を拡散したい場合、インスタントウィンキャンペーンが向いています。
リツイートによってキャンペーンを拡散してもらえる
Twitterでキャンペーンを実施すれば、投稿のリツイート機能により、キャンペーンを拡散してもらえます。リツイートされたツイートを見たユーザーがさらにリツイートを行えば、爆発的な拡散が期待できます。毎日キャンペーンを実施することにより、1人のユーザーに毎日リツイートしてもらうことも可能です。
フォロワーを短期間で増やせる
インスタントウィンキャンペーンは、フォロワーを短期間で増やしたいときにも向いています。キャンペーンへの参加条件を企業アカウントのフォローにすれば、キャンペーンツイートの拡散に成功した場合、数千人、数万人単位でのフォロワー獲得が期待できます。企業アカウントを開設したばかりの企業や、スタートダッシュ施策としても有効です。
Twitterインスタントウィンキャンペーンの2つの注意点
Twitterでインスタントウィンキャンペーンを実施したものの、思うような効果が出ないケースも存在します。また、Twitter社が定めたガイドラインを事前に確認することも大切です。ここでは、Twitterインスタントウィンキャンペーンの注意点を2つ解説します。
Twitterポリシーを確認しよう
Twitterポリシーには、インスタントウィンキャンペーンに関わる規約も記載されています。たとえば、キャンペーンの当選結果を自動リプライ機能でお知らせする場合、「キャンペーンに参加した時点で、ユーザーが自動リプライの送信に同意することになる」旨をツイート内に記載する必要があります。[注2]
インスタントウィンキャンペーンを実施する前に、まずTwitterポリシーを確認しましょう。
[注2] Twitter:自動化ルール
https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/twitter-automation
キャンペーン終了後のコミュニケーションが大切
インスタントウィンキャンペーン終了後、大量のフォロワーが離脱してしまうケースがあります。フォロワーの離脱を防ぐには、キャンペーン終了後も有益な情報を定期的に発信し、ユーザーとコミュニケーションをとっていくことが大切です。キャンペーンが終わったからといって気を抜かず、アフターフォローをどうするかも含め、計画的にキャンペーンを練りましょう。
Twitterで行うインスタントウィンキャンペーンの2つの成功ポイント
Twitterキャンペーンを成功させる企業とそうでない企業にはどのような違いがあるのでしょうか。インスタントウィンキャンペーンを成功に導く秘訣を2つ紹介します。
デジタルギフトサービスを導入する
インスタントウィンキャンペーンを行うなら、デジタルギフトサービスの導入がおすすめです。デジタルギフトサービスなら、最小100円~ギフトの金額を設定できるため、予算や規模に合わせた柔軟なキャンペーン設計が可能です。ファストフードチェーンやコンビニエンスストアの商品引換券、Amazonギフト券やQUOカードPayなど、豊富な種類のギフトからキャンペーンに合ったものを選べます。また、デジタルギフトサービスによってはTwitterと連携し、管理画面からシームレスにキャンペーンを実施できるサービスもあるため、気軽にキャンペーンを実施できます。
自社の商品やサービスとのシナジー効果を意識する
キャンペーンを実施するときは、自社の商品やサービスとのシナジー効果を意識しましょう。シナジー効果とは、キャンペーンに参加したユーザーが、自社の商品やサービスに興味を持ってくれるような仕掛けを意味します。たとえば、ソーシャルゲームの運営会社がTwitterで頻繁にギフト券のインスタントウィンキャンペーンを開催するのは、ギフト券に当選したユーザーが自社サービスに課金してくれることを期待しているためです。自社の商品やサービスと親和性が高く、キャンペーンに参加したユーザーが購買行動を起こすようなキャンペーンを企画しましょう。
【まとめ】
Twitterインスタントウィンキャンペーンは爆発的な拡散が期待できる
Twitterで実施するインスタントウィンキャンペーンは、ユーザーが気軽に参加でき、キャンペーンツイートがリツイートされやすいことから、爆発的な拡散が期待できます。また、企業アカウントのフォロワーを短期間で増やすことができるため、アカウントを開設したばかりの企業にも向いています。インスタントウィンキャンペーンを実施するときは、「Twitterポリシーの確認」、「キャンペーン終了後のコミュニケーション」の2点に注意しましょう。はじめてキャンペーンを実施する企業は、デジタルギフトサービスの導入がおすすめです。