メールやSNSを送るだけで、コンビニやファストフードチェーンの人気商品をユーザーに配信できるのが、「デジタルギフトサービス」です。キャンペーンの実施企業や、デジタルからアナログへの店舗集客に力を入れる企業のあいだで、デジタルギフトを活用するケースが増えてきました。この記事では、デジタルギフトの仕組みや、デジタルギフトサービスのおすすめの使い方や活用メリットについて、わかりやすく解説していきます。
目次
デジタルギフトとは?人気商品をデジタルコード化し、店頭で引き換えられるサービス
デジタルギフトとは、商品やギフト券をオンライン上でプレゼントできるサービスです。URLやQRコード、バーコードなどの「ギフトコード」を受け取ったユーザーは、ギフトコードを店頭で提示することで、対象の商品と引き換えられます。デジタルギフトとして送付できるものには、コンビニチェーンやファストフードチェーンの人気商品のほか、商品券や金券、お買い物券、電子マネーやギフトカード、お金の代わりに使えるポイントやマイレージなどがあります。
デジタルギフトを送るサービスのことを「デジタルギフトサービス」といいます。デジタルギフトサービスは、ユーザーにメールやSNSを送信するだけで、手軽に商品やギフト券をプレゼントできるため、法人側にとってほとんど手間がかかりません。また、ユーザー側から見ても、受け取ったギフトコードを店頭で提示するだけでよいため、利便性の高いサービスです。そのため、キャンペーンの実施企業や店舗集客を推進する企業などで、近年デジタルギフトサービスの利用が増えています。
デジタルギフトのおすすめの使い方と活用シーン3つ
デジタルギフトサービスは、さまざまなビジネスシーンで活用されています。ここでは、デジタルギフトのおすすめの使い方3つを紹介していきます。
新規入会キャンペーンなどのインセンティブとして
新規入会キャンペーンなどの参加特典やインセンティブとして、デジタルギフトが活用できます。デジタルギフトサービスは、メールやSNSを送るだけで、コンビニやファストフードチェーンなどの人気商品をプレゼントできるサービスです。従来のキャンペーンでは、QUOカードや図書カードなどのギフト券を付与するのが一般的でした。しかし、実物のギフト券は配送や在庫管理の手間がかかります。デジタルギフトサービスなら、手間やコストをかけずキャンペーンを実施できます。
アンケート調査や見積り依頼のお礼として
アンケート調査の協力や見積り依頼のお礼としても、デジタルギフトサービスは活用可能です。デジタルギフトサービスでは、配送を伴うプレゼントキャンペーンでは難しかった少額のギフト(ミニマムギフト)を送ることができます。「インセンティブの金額を抑えて、キャンペーンの参加人数を増やす」など、アンケートや見積もり依頼の規模に合わせて、柔軟にデジタルギフトの金額を設定することが可能です。
店舗集客や来店促進の一環として
デジタルギフトサービスが登場した背景の1つに、「デジタル」から「アナログ」へ誘導するO2O(Online to Offline)の需要の高まりがあります。デジタルギフトサービスは、人気商品のギフトコードを送り、商品の引き換えのためにリアル店舗を訪れてもらう、O2Oの切り札となるマーケティング施策です。店舗集客や来店促進を狙う法人の方は、デジタルギフトサービスを利用しましょう。
デジタルギフトを活用する3つのメリット
デジタルギフトサービスを活用するメリットは以下の3点です。
配送費や梱包資材費、作業人件費などのコストがかからない
デジタルギフトサービスは、サービスの申込みからユーザーへのギフトコードの送信までが、すべてオンラインで完結したサービスです。実物のギフト券などを使った従来のキャンペーンと違い、ユーザーに配送したり、在庫管理や梱包作業を行ったりする手間がかかりません。メールやSNSを送信するだけでデジタルギフトを付与できるため、配送にかかる費用や人件費のコストカットが実現します。
キャンペーンのリードタイムを短縮できる
デジタルギフトを送る方法として、メールやSNSの送信のほか、アプリ上やWebサイト上でのお渡しなど、さまざまなものがあります。いずれの場合も、実物のプレゼントを配送する従来の方法と違い、ユーザーの手元に届くまでに時間がかかりません。デジタルギフトサービスなら、ユーザーに対しリアルタイムでプレゼントをお渡しでき、キャンペーンのリードタイムを短縮することが可能です。
費用対効果の測定がしやすい
デジタルギフトサービスなら、デジタルギフトのレポート機能などを活用し、キャンペーンの費用対効果の測定も簡単です。
- 受け取り数が多かったギフトの種類
- キャンペーンごとのアクセス数
- 実際にキャンペーンが完了した割合
こうした顧客データを取得することで、「キャンペーンにどれだけの効果があったか」「どんな商品が、どんなユーザーに人気があったか」などを分析できます。効果測定に基づき、次回のキャンペーンの改善につなげることも可能です。
デジタルギフトを導入するまでの3つのステップ
デジタルギフトの導入をお考えの方向けに、デジタルギフトサービスの申込みから利用までの流れを解説します。3つのステップで簡単に導入可能です。
まずは問い合わせ・資料請求から
まずはデジタルギフトサービスのWebサイトにアクセスし、問い合わせ・資料請求を行いましょう。デジタルギフトサービスの運営サイトには、サービスの詳細や導入効果をまとめた資料が用意されています。資料請求フォームから資料をダウンロードし、「自社に合ったサービスかどうか」を考えることが大切です。
申込みとデジタルギフトサービスの提供
デジタルギフトサービスの導入前に、打ち合わせを行うことが一般的です。打ち合わせでは、サービスの導入目的や、マーケティング上の狙いなどをヒアリングします。また、デジタルギフトとして配信したい商品があれば、ギフトとして配信して問題ないか、写真や数量は適切か、といったクリエイティブチェックが行われるケースがあります。
ユーザーへデジタルギフトの配信を行う
クリエイティブチェックが完了したら、いよいよデジタルギフトの配信です。デジタルギフトは、メールやSNSを通じて、簡単に配信できます。ユーザーは商品交換のために店舗を訪れるため、デジタルからアナログへの来店促進が可能です。
【まとめ】
デジタルギフトを導入し、デジタルからアナログへの誘導を!
デジタルギフトサービスは、コンビニやファストフード店の人気商品をギフトコードに変換し、キャンペーンの参加特典としてユーザーに配信できるサービスです。デジタルギフトサービスはオンライン上で完結しているため、従来のキャンペーンと違い、配送料や在庫管理コストがかかりません。また、デジタルギフトサービスなら、「受け取り数が多かったギフトの種類」「キャンペーンごとのアクセス数」などのデータを見える化でき、キャンペーンの効果測定も簡単です。効果測定に基づき、キャンペーン内容を改善できます。デジタルギフトを活用し、デジタルからアナログへの来店促進を実施しましょう。