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認証サービスによる本人確認とは?導入の必要性や注意点を詳しく解説

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本人認証サービスとは?導入の必要性や注意点を詳しく解説

オンライン上で個人情報を取り扱うシーンが増えている中で欠かせないのが、SMS認証や着信電話認証、マイナンバーカード認証などの「認証サービス」による本人確認です。認証サービスを導入し追加認証をおこなうことで、不正利用やなりすましの防止、フィッシング詐欺対策、重複申込の抑止が可能です。追加認証により少なからず手間がかかってしまったり、ユーザーの環境によっては本人確認自体がおこなえないといった欠点はあるものの、認証サービスによる本人確認はユーザーと企業の双方にメリットがあります。この記事では、認証サービスによる本人確認を導入する必要性や、導入時に注意したいポイントについて解説します。

認証サービスとは?ユーザー情報を守るための本人確認をおこなう仕組み

本人認証サービスとは?導入の必要性や注意点を詳しく解説

認証サービスとは、企業が提供するあらゆるサービスをユーザーが安心安全に利用できるよう、ユーザーの大切な情報を守るための本人確認をおこなう仕組みです。認証サービスが登場する以前は、クレジットカード情報だけでインターネットショッピングの決済が可能だったり、IDとパスワードだけでログインが可能でした。しかし、オンライン上でこうした個人情報を取り扱うシーンが増えるに伴い、不正利用などのリスクも高まっています。認証サービスを導入すれば、「クレジットカード番号」や「有効期限」、「ID」や「パスワード」などに加えてSMSや電話番号などを活用した認証をおこなうことができ、より安全に本人確認ができます。追加認証の手間は増えるものの、ユーザーと企業の双方にメリットがあるのが認証サービスです。認証サービスは、主に以下の3つが挙げられます。

SMS認証

SMS認証とは、ユーザーが会員サイトや通販サイトなどにログインする際、もしくは会員登録やサービス利用時などにSMSを用いてワンタイム認証コード(一時的な認証コード)を案内する認証サービスです。SMS認証では、一定の時間内にユーザー自身が送信する認証コードを照合することで、本人確認をおこないます。不正利用や不正ログイン、多重会員登録、なりすましなどの防止につながります。

着信電話認証

着信電話認証は、ユーザーが登録した電話から指定の電話番号に発信してもらう、あるいはランダムに表示される番号に発信してもらうことで本人確認をおこなう認証サービスです。ユーザーの電話番号を照合することで、なりすましなどの不正利用を防ぐことができます。音声通話対応SIMカードの取得には、携帯電話不正利用防止法により本人確認が義務付けられているため、よりなりすましに強く、不正ログインなどの防止に有効です。

マイナンバーカード認証

ユーザーのマイナンバーカードを用いて本人確認をおこなうのが、マイナンバーカード認証です。マイナンバーカードに記録されている電子証明書を利用して本人確認をおこなうことを公的個人認証サービスといい、厳密な本人確認をオンラインで完結することができる点が大きなメリットといえます。マイナンバーカード認証を利用することで、セキュアかつスピーディーに本人確認が可能になります。

どの認証方法を使ったらいいの?認証方法の違いと特徴▶︎ 【お役立ち資料】どの認証方法を使ったらいいの?認証方法の違いと特徴

認証サービス導入はなぜ必要?2つのメリット

なぜ、認証サービスを導入する企業が多いのでしょうか。認証サービスを導入するメリットは大きく2つあります。

不正利用を防げる

情報処理推進機構(IPA)の調べによると、2020年に発生したセキュリティ脅威のうち、「スマホ決済の不正利用」や「クレジットカード情報の不正利用」が上位にあがっています。[注1]

万が一ユーザーの情報が流出した場合、第三者による不正利用が発生する可能性があるため、認証サービスによる本人確認でセキュリティを強化することが大切です。認証サービスでは、従来のユーザー情報に加えて、SMSや電話番号、マイナンバーカードの情報を活用した追加認証をおこなうため、より安全なサービス利用が可能です。たとえばSMS認証の場合、ランダムに発行される認証コードをユーザー自身が入力することで、セキュリティリスクの低下につながります。

[注1] 情報処理推進機構(IPA):情報セキュリティ10大脅威 2021
https://www.ipa.go.jp/security/vuln/10threats2021.html

重複申込やアカウント共有を抑止できる

認証サービスは、企業側にも大きなメリットがあります。具体的には、多重会員登録や抽選などへの重複申込、有料サービスのアカウント共有などです。認証サービスによる本人確認をおこなうことで、情報セキュリティ対策だけでなく、こうした不正を防ぐこともできます。

認証サービスを導入する際の2つの注意点

一方、認証サービスを導入する際に注意したいポイントもあります。認証サービスの導入を検討されている方は、次の2点に気をつけましょう。

ユーザー手順が増えるため、面倒臭いと感じられてしまう

認証サービスを導入すると、登録やログイン、決済画面で認証コードを入力するなど、追加認証に伴う手間が発生します。ユーザーにとっては手順が増えてしまうため、「面倒臭い」、「利用したくない」と感じられてしまうリスクが高くなります。企業側はセキュリティを強化する一方で、本人確認にかかる手間が少ない認証方法を選んだり、専用の問い合わせ窓口を設けるなどして、ユーザーがストレスを抱えないように工夫しましょう。

ユーザーの環境によっては本人確認がおこなえない場合がある

ユーザー側の環境によっては、認証サービス自体が利用できないことがあります。たとえば、SMSを利用できるスマートフォンなどの携帯電話端末を所持していない場合、SMS認証は利用できません。また、固定IP電話や海外の電話番号から電話認証をおこなう場合、正常に完了しないことがあります。そうしたケースがあることをあらかじめ知っておくことと、それに備えて別の本人確認手段を用意することも大切です。

【まとめ】

安心安全なサービス提供のため、認証サービスによる本人確認を

認証サービスの導入は、企業の提供するあらゆるサービスをユーザーが安心安全に利用できるよう、ユーザーの大切な情報を守るためには欠かせません。情報セキュリティ対策を怠っていると、万が一ユーザー情報が流出した場合に不正利用のリスクが生じます。認証サービスを導入し、SMSや電話番号、マイナンバーカードによる追加認証をおこなうことで、不正利用やなりすましの防止、重複申込やアカウント共有を抑止が期待できます。一方、認証サービスには、「ユーザー手順が増える」、「ユーザーの環境によっては本人確認がおこなえない場合がある」といった注意点もあります。認証サービスを賢く活用し、ユーザーと企業の双方にとって安全な仕組みを構築しましょう。

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